「今日はよく動いたから、少し多めに食べても大丈夫!」
・・・ダイエット中の人に、よくある話です。
「今日は暑くて汗もかいたし、カロリー消費量も多いはずだから、少し多めに摂っても大丈夫」とか。
「今日はものすごく仕事でストレスを感じた!今日は特別だから、ストレス解消のために焼き肉!!」とか。
しまいには、「こんなに毎日我慢してハードな仕事をしているんだから、時々食べ過ぎたって罪じゃないよね・・・」
「今日は彼氏とケンカしたから・・・」
「今日は上司に嫌味を言われたから・・・」
「今日はいっぱい頭を使ったから・・・」
結局いろんな理由をネタにして、自分がダイエットをしなくていいように、周りの人にも、自分にも言い聞かせてしまっています。
酒がやめられずに、体を壊している人がいるとします。
体によくないのは分かっているけれど、飲まずにはやっていられない毎日なんだとか。
会社に行けば上司が口うるさい。
客の理不尽なクレームにも我慢して頭を下げ、若いやつらは半人前のくせに自分の権利ばかり主張する。
クタクタになって帰る家では、妻が「帰りが遅い」だの、「家事を手伝え」だの、挙げ句の果てには「主婦だって忙しい」とか、「近所付き合いも大変なんだ」とか愚痴を言う。
本当につらいのはこっちのほうだ。
だから酒ぐらい飲んだっていいだろう・・・
酒に走らざるを得ない理由なんて、いくらでもあるんだと・・・
そうやってストレスを抱え込むのが上手になってきます。
もし「ストレス」というものがなくなったなら、ダイエットをしなくていい権利までなくなってしまいます。
酒を飲む権利もなくなってしまいます。
「妻よりも俺のほうがつらいんだぞ!」と主張する権利もなくなってしまいます。
他にも、他の人よりも優しくしてもらえる権利、気を使ってもらえる権利、無理をしなくてもいいよと言ってもらえる権利、頑張らなくてもいい権利・・・
様々な権利があります。
自分は特別に多くのストレスを抱えている、人よりもストレスが多い、どこに行ってもストレスを感じる、心が休まる場所がない・・・
そんなふうに感じている人は、実は様々な権利を守るために、自らストレスを探しては抱え込んでいる可能性もあるんです。
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