潜在意識やセラピー、整体などのことを勉強していると、「脳の開発」みたいなことに関わる機会もありがちです。
私も、お世話になっていた先生がその方面に精通しているということで、それらの訓練にいくつか取り組んでいたことがあります。
例えば速読、速聴とか、瞑想とか。
独自に取り組んだものもも含めるともっとたくさん、怪しいものも中にはありますが、その成果はというと、最近では実はちょっと微妙な気もしてきているんです。
客観的に見ると、何をすれば何かの能力が極端に上がる!と自覚出来るものはそんなに多くなくて・・・
(あくまでも私個人の見解です。)
たとえば、速読の訓練をすれば、確かに読むのが早くなります。
「速聴」などの倍速音声を聞く訓練をしていると、確かに最初は聞き取れなかったものがだんだん聞き取れるようになります。
では、それが日常生活に、仕事に、どのように影響しているか・・・
たとえば私の場合など、講座で喋るという仕事があります。
それが出来るようになっていったのは、やっぱり講座そのものを繰り返すこととと、一人で実際に喋ってみるというような訓練を繰り返した結果なんですね。
これは目に見える、実感できる結果として感じています。
でもその背後には、速読等による脳の基礎的な力の底上げがあったのかもしれません。
ただそうだとしても、やはり喋りの能力というのは、喋る訓練や経験がないと、引き出されることはないと思うんですね。
たとえばどんなに音感のいい人だったとしても、ピアノの練習をある程度積まないといいピアノ演奏はできないわけです。
練習もしないで、「感性を高めるために」と瞑想ばかりしていたって、全然上手くならないはずです。
もうある程度練習が必要ないくらいまで上手くなった人なら話は別ですが。
そういうわけで、やはりある分野の能力を高めたいと思ったら、その分野の訓練をしなければならないわけです。
その回数を高めることが、一番の近道なんじゃないでしょうか。
願望の実現とか、能力の開発ということも同じです。
その目指す分野に関わることの、現実的な行動がどうしても必要になってきます。
「私達が実際に使っている能力というのは、本来脳がもつ能力の数%」というような説はよく耳にしますが、このパーセンテージを上げるのも、やはりその行動によるものだと思うんです。
ただ、そのためにはどうしても、ちょっとしたコツが必要なんです。
それは、今までと同じ行動をしていても、パーセンテージは上がりにくいんです。
今までと同じ行動というのは、つまり既に使っている数%の中の行動です。
だから外側に目を向けて行動しないといけません。
たとえばピアノを練習するのでも、今までにやっていない練習とか、今まで気づかなかった所に気をつけて練習をするとか、そいうことをしなければいけません。
ところが、そういう「今までにない世界」というのを見つけるのはとても難しいです。
今までの自分の視野の外にある世界なわけですから。
ではそこに目を向けるにはどうするかというと、やはりそれは目標をしっかり作るということなんです。
今までと違う目標。
答えを言ってしまうようですが、簡単に言うと、
『もし、自分に現在の何十倍もの能力が潜んでいて、それが今後発揮されるとしたら、どれくらいのことができるか』というような目標です。
サラリと書いてしまいましたが、これは大ヒントです(笑)
既に『願望実現法講座』をお聞きになった方は、このことを改めて意識して、実践してみてください。
この言葉だけではよく分からないという人は、ぜひCDをお聞きになってください。
実際、測りようがないので数字では言い表せませんが、潜在意識の世界というのは、何十倍では済まされないかもしれないほどの情報と力を持っているものだと思うんです。
能力を上げたい、不可能を可能にしたい、出口がわからない・・・
そのような思いを持っている方は潜在意識のしくみを正しく学んでみると、その扉の開け方がわかるようになるでしょう。
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