「ものもらい」が出来てしまいました。
ちなみに「ものもらい」とは麦粒種(ばくりゅうしゅ)が正式名称で、関西方面では「めばちこ」と言われているやつです。
福井では間をとって(?)「めもらい」と言ったりもします(笑)
通常、このものもらいの原因は細菌であるとされていますが、当塾ではそうは考えていません。
頭の疲れを中心とした、頭部の様々な問題が背景にあると考えています。
または、体の歪み等が極まって頭部にまで波及して起こるもの、と見ています。
今回私自身が体験して改めて感じたのですが、ものもらいにも前兆があるのです。
しばらく前から、前頭部、そして頸椎部、目の上の額に違和感を感じていて、それがだんだん移動してくるのを感じていました。
移動するというよりは、緊張が目の上の一カ所に集約されてくるような感覚です。
そして集約された緊張感が瞼の上方に固い小さな塊として現れました。
それに触って「愉気」を続けていると、今度は目の方に向かってその塊が移動し始めました。
そして瞼の下にそれが顔を出し、「ものもらい」として表れた、という経過をたどっています。
その固い塊は、出口を探して移動して行ったわけです。
つまり、ものもらいというのは、頭部に起こった、あるいは頭部に溜まった異常を一カ所に集約し、そして外に出そうとして起こったもの、ということができます。
だから症状が出たときには、つまりもう治ろうとしている徴候なわけです。
頭部には目、鼻、口、耳といった「穴」が空いていますが、そこに出る問題・・・たとえば口内炎なども皆、似たような性質をもっているものだと考えることができます。
ただ、蓄膿症や鼻づまり、中耳炎など、出るに出きらないような症状というのもありますが、それらはまさに、出したいけど出し切れない、押さえが強い人に起こりやすい傾向があります。
つまり、頭の中(心の中)で抑圧しているものが多い人にみられる症状です。
子どもの中耳炎などは、感情の抑圧が強いと起こったりします。
よく、整体では体の捻れが耳の病気の原因だと言われることがあるんですが、その捻れも、要するに我慢しているから捻れるわけです。
それが最終的に耳から出ようとして、出きらない状態です。
だから手を貸して出やすいようにしてやる必要があります。
ともかくものもらい一つとっても、実はこんなふうに意味があり、背景があります。
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