腰痛/椎間板ヘルニア〜整体の事例

腰痛の男性 整体

長期間、腰の痛みがひどく、病院に通っていたのですが、病院で勧められていた腰の手術を受けることにふんぎりがつかず、整体を受けに来らた人の話です。

痛みは既に限界に近い状態で、日常生活さえままならない状態だったようです。

 

その方の腰には、確かに年期の入った硬直と捻れが起こっていました。

そしてその硬直と捻れの元をたどってみると、腰ではなく、背中の右側にその原因とみられる異常がありました。

しかもそれは、肝臓を中心とした内臓の疲れによるものです。

 

ご本人は、「腰痛が肝臓のせいだなんて、聞いたことがない!」と、少々納得がいかないようでした。
しかも、背中の固いのは右側、本人の腰の痛みは左側です。

 

そこで、その背中の右側の硬直部に、刺激を与えるように押さえていきました。
すると、「押さえられているのは右なのに、左足に響く痛みを感じる」というのです。

 

また、お腹をさわってみると、肝臓部(右側)に固い塊が出来ていました。

その塊のレベルからいって、そうとう肝臓の「萎縮」が起こっていたと考えられます。
肝硬変レベルの手前といっていいでしょう。

 

よく話を聞いてみると、去年受けた健康診断で、肝臓の異常を示すような結果が出て、血糖値も高めだと言われていたそうなんです。

しかもその前に禁煙したことをきっかけに、ますますストレスを強く感じるようになり、暴飲暴食が始まり、体重も急に増えだしたという話でした。

腰痛がひどくなったのは、その頃からのようようでした。

 

原因がはっきりした事で、気持ちの上ではずいぶんと楽になったようですし、気持ちを切り替えることもできたようです。

暴飲暴食をやめる決断をし、最初一ヵ月ほどの間は集中的に整体を受けることになりました。

 

このペースは人それぞれですが、この方の場合、気持ちの切り替えと、モチベーション維持のためにも、あまり間隔をあけずに受けることを、ご自分で決断されました。

減食も頑張って継続し、一ヵ月後には何とか日常生活を送れる状態になりました。

その後手術を受けることも、病院に行くこともなく過ごしています。

 

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