当塾では、個人別の「整体」のことを「個人指導」と称していましたが、この呼び方自体、実は整体法の世界でよく使われている呼び名なんです。
いわゆる「野口整体」と呼ばれている整体法では、こういう呼び方をしている場合が多いです。
(ただ当塾は「野口整体」をそのまま踏襲しているのではなく、かなり独自の視点で指導に当たっています。)
とはいえ、やはりその影響は大きいわけですが、私個人の場合、技術的な面よりも思想的な面での影響が多いかと思います。
というのも、私がこの世界に足を踏み入れた元々の理由が、「精神世界」といいましょうか、「潜在意識」のほうに関心があってのことだからでしょう。
野口氏の整体法は、「手技療術」というよりは「潜在意識教育」といった面に(特に後期は)重きを置いていたように思うんです。
(この解釈は人によって様々でしょうけど。)
もちろん「手技療術」としての技術力・観察力も人並み外れていたそうですが、その理由も、野口氏が「潜在意識」のしくみを深く把握していたため、まるで人の心を見抜くかのような観察眼を持っていたからだと思うんです。
相手の一挙手一投足から、その本心を読み取ることができたのは、人の姿勢や動作の全ては、潜在意識の影響下にあるということを見抜いていたから、のはずです。
だから、人の健康や病気といった動きの背後には必ず「潜在意識」の問題が絡んでいる、という旨のことを仰っていたわけです。
私の観察力など野口氏の足下にも及ばないのでしょうけど、それでもこういう世界に入って20年を過ぎた現在、「潜在意識」の影響力の強さというのは、はっきりと確信しています。
身体の病気とか健康といったことも含め、人の心身の営みは必ず「潜在意識」の影響下にある、ということについては全く同感です。
だからこそ、「骨の歪みを整える治療術」との誤解の多い「整体」をいう言い方を全面に出すのではなく、「整体」という名称を用いていたのですが、どうも分かりにくい、ということで、今はひっくるめて「整体」と読んでいます。
そのうえで「潜在意識」について、もっと積極的に情報を発信し、指導をしているのです。
「願望実現法講座」などというのは、その代表的なものです。
これはよくある「自己啓発」とかではなく、心の健康法であり、心の体育です。
なお、CDをお聞きになった方で、直接アドバイスを受けたい方は、ぜひ整体の時間枠もご活用ください。
当塾の「整体」は、必ずしも身体の調整を受けなければいけないわけではないのです。
必要であれば、カウンセリングのように、対話だけのやりとりとなる場合もありますし、それをご希望なら申込時に仰ってください。
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