近年は「暴露本」というやつがよく売れているそうですね。
解雇された企業や組織の裏事情とか、別れた恋人やケンカ相手の裏話とか。
ドロドロした話ですね。
こういう本を書く人とか、テレビで暴露話をする人・・・特に有名人じゃなくても、身の回りの人に対して暴露話をする人とかって、たとえば、企業で不当な扱いを受けたり、不当に解雇されたり、元恋人や元配偶者に嫌な思いをさせられたりして、その結果、そのことを暴露したくなった、世間に訴えたくなったわけですよね。
自分の正当性と、相手の行為や態度の不条理さを訴えたい!と。
確かに、世の中には不条理なこともいっぱいあるし、きちんと伝えるべきことって、いっぱいあると思うんです。
だけど、潜在意識のしくみから言うと、これって、逆の場合もあるんです。
つまり、酷い目に遭わされたから、暴露するんじゃなくて、暴露話をするような人が、酷い目に遭うことがある、ということです。
もっと平たく言うと・・・
ふられた相手の悪口を言いふらすような人だから、ふられてしまう。
もちろん、悪口を言いふらすかどうかは、ふられた後になってみないと、普通はわかりません。
だけど、潜在意識というのは、そういうことまで分かっているんです。
それは、ふった相手の潜在意識も分かっているのかもしれませんが、それよりも、自分自身の潜在意識が分かっているんだと思うんです。
同じように、失敗した時に誰かのせいにしてしまうような人は、なかなか成功することができないし、望む答えをもらえなかった時に、相手のことを悪く言うような人は、なかなか答えを見つけられません。
私の所にも、よく見ず知らずの業者が飛び込み営業にやってきます。
断った時にムッとした顔をする人とは、決して以後も付き合いを持つつもりにはなれませんが、でも本当は、最初からそういう人とは縁がなかったんでしょう。
いろんな方から、問い合わせや要望が寄せられることも度々あります。
相手にとって、好ましくない返答しか返せない時もあります。
それでも、答えたことに対して礼儀を通してくれる人とは、考えが違っても、どこかで通じることができると思うんです。
だけど、そうじゃない人には、いくらこちらが言葉を尽くしたとしても、きっと最初から伝わらなかったと思うんです。
ただ、うまくいかなくても他人のせいにしない…と心に決めたつもりでも、いざ失敗してしまうと、やっぱり他人のせいにしたり、言い訳したくなってしまうことは、誰にでもありますよね。
失敗していない時には、いくらでも心に決めた“つもり”になれるんです。
だけどそれを、本当に心に決めたことを証明するためには、実際に失敗してみないといけないわけです。
そしてその時こそ、勝負だし、チャンスです。
だけどやっぱり、失敗した時はつらくて、すぐに心を決めたりはできない・・・だから、同じ失敗を何度も繰り返したりもする。
でも、必ずしも一度で決めなきゃいけないわけでもありません。
「同じ失敗を繰り返すな!」って、よく言われるけれど、何度も失敗して、ようやく腹が決まることだってありますしね。
自転車に乗る訓練だって、何度も何度も転んで、ようやく乗れるようになるものじゃないですか。
だけど転ぶ度に、「この自転車は欠陥品だ」とか、「教え方に問題がある」とか言っている人は、なかなか乗れるようにならないでしょう。
どんな自転車でも、あら探しをすれば欠点があるし、どんな名コーチでも完璧ではないですから、暴露ネタをさがせば、いくらでも出てくるでしょうけど。
まぁ、どんな人でも、どんな組織でも、暴露されたくない汚点なんて、必ず持っているものなんじゃないでしょうか?
・・・・というわけで、潜在意識のしくみというのは、実はこんな感じで、知れば知るほど、シビアで厳しい面もあるんです。
決して「願い事が何でもかないますよ☆」っていう、楽天的な話ばかりじゃないんですよね。
当塾で販売中の「願望実現法講座CD」の中でも、このようなシビアな潜在意識のしくみについて、訓練法とともにお話ししています。
シビアですけど、極めて現実的な潜在意識のしくみを解説しているつもりです。
そして、その訓練法というのも、決して荒行のような厳しいものではありません。
自転車に乗る練習のように、少しずつ慣れていけば、いつか手放し運転のような荒技も出来るようになるかもしれない、そんなものばかりです。
特別な準備も、特別な環境も必要ありません。
今日からすぐに、今の生活の中で始められることばかりです。
◆続きの第2弾ではさらにレバレッジを聞かせる訓練法と心構えを追加!
(※セット購入がお得です。)
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