産前・産後、お子様への整体について

当塾では妊娠中の方、産後の方と、そして18歳未満又は高校生以下の方の整体については、下記の条件に当てはまる場合のみ受付させて頂くことになりました。

当然これは、決して、上記に該当する方々を差別するためのものではありません。

逆に、上記の方々には、より丁寧にご自身の心身に向き合い、そして注意深く整体を受けて頂きたいからです。

 

近頃出回っている「整体」に関する情報と、当塾で行っている整体とのギャップが大変大きいことを特に最近感じます。

中でも妊娠中や産後の方、そして子供達への整体に関しては、その認識の違いをさらに大きく感じています。

そのため、 妊娠中〜産後2ヶ月以内の整体については、過去に当塾の整体を受けたことがあるか、当塾の講座・教室に参加経験のある方のみに限らせて頂きます。

 

また、 18歳未満または高校生以下の方(乳幼児含む)の整体については、保護者の方が当塾の整体を受けた事があるか、同時に受けて頂ける方に限らせて頂きます。

 

それぞれの理由についてはホームページに記載していますので、該当される方はご一読ください。

妊娠中・産後の整体

18歳未満、子ども、赤ちゃんの整体  

 

 

どうしてもこのような「制限」を設けることで、受けられない人が出てきます。

どんな人でもケアしてあげるべきだという意見もあるでしょうし、今までにも直接、そういうお叱りを受けた経験も何度かあります。 しかし、当塾は単なるサービスで人の体を見ているわけではないんです。

「お客さん」のニーズに応えることが仕事ではありません。

心身の自然の摂理に沿って、正しく整えていくことが目的です。

そのためには、その「ニーズ」を覆すことが必要なこともあります。

 

たとえば、病気や怪我で苦しんでいる子供が、実は赤の他人の整体よりも親の手を求めているならば・・・いや実際は、ほぼ全ての場合求めているというのが当塾の経験上の結論ですが、そのことは親にわかってもらわないといけません。

そうじゃないと、本当に子供がよくならないからです。

そうじゃない方法で、子供の症状だけを取り除いて済ませたいなら、それは病院なり、他の治療院に行ってもらうべきでしょう。

緊急のときなら尚更です。

 

 

産後や妊娠中といった特殊な時期についても同じです。

そのためには、どうしても制限・条件を設ける必要があると、経験上、判断させて頂きました。

 

もう一つ、よく間違われることなので、「野口整体」と当塾の関係について改めて書き加えておきます。

当塾は「野口整体」と呼ばれている整体法の影響を受けていますが、技術をそのまま踏襲しているわけではありません。

ですので、野口整体系で勧められていることでも、当塾では否定する場合がありますし、その逆もあります。

 

当塾では、あくまで現代人の体を生で見た上で、当塾独自の見解からの対応をさせて頂いていますので、他の整体や伝統的整体とはかなり相違点があるかと思います。

 

また、野口整体として伝わる産後の骨盤操法や産褥体操、妊娠初期の仙骨操法(仙椎ショック)などは行っていません。

こういう情報をお聞きになって「受けてみたい」と思われた方は、その情報源のほうへ直接お問い合わせ頂けますよう、お願い致します。

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