「一目惚れ」の理由

体と心の話

突然ですが、あなたは「一目惚れ」をしたことがありますか?(笑)

「一目惚れ」というほどのことではなくても、何となくパッと見た瞬間に「感じの良さそうな人だな」と思ったことは何度かあるのではないでしょうか?

異性であれ、同性の人であれ、恋愛とかそういうものではなくても、たとえば職場に新しく入って来た人とか、お店の店員さんやお客さんとか・・・

他の人以上に、最初から打ち解けてしまう人に出会うこともたまにありますよね。

実はそういうふうに、「特別なものを感じる相手」というのが、誰にでもあるのです。

それはどういうことかというと、誰もが、あるタイプの人に惹かれるという「本能」のようなものを持っているのです。

早い話が、最近度々話題にしている「体癖」です。

心の癖・体の癖(体癖)については『心の癖・体の癖』PDFテキストでさらに詳しく説明しています)

ちょっとややこしいのですが、決して「自分と同じタイプの人に惹かれる」というわけではないんです。

自分と同じタイプの人に対しては、どこか安心感のようなものを感じることはあります。

それは「魅力を感じる」とか「惹かれる」というのとはちょっと違うんです。

自分と同じ様な感性をもっているわけですから、一緒にいて楽であり、自分も自然体でいられる、というように感じることのほうが多いのでしょう。

だから割と早く仲良くなれるし、気が楽なんですが、何か刺激が足りないんです。

だから恋愛なんかにはあまり発展しないんです(例外もありますが)。

ところが、別の特定のタイプの人に対しては、時には神秘的にも思えるような、不思議な魅力を感じてしまうことがあるんです。

何か自分の世界にはない、特別なものを感じるのでしょう。

例えば仮に「Aタイプ」としましょうか、そのAタイプの人は何故かCタイプの人に妙に反応する。

Bタイプの人だったら、Eタイプの人に反応する。

・・・というように、タイプによって反応するタイプがある程度決まっています。

なので、ある人は同じようなタイプの人にばかり恋をしている・・・とか、またある人は離婚してもまた同じような相手の人と再婚してしまう・・・・とか(笑)

そのようなことが起こるわけです。

たとえば好きなアイドルとかでも、好みが別れてくるでしょう?

清楚で華奢なタイプの人ばかり好きになる人もいれば、派手で「元ヤン」風のタイプが好きになる人もいます。

そういう「好み」も、実は自分の体癖に左右されているんですね。

こういうことも分かってくれば、冷静に「自己分析」をすることもできるようになると思いませんか??

「自分を客観的に見る」ということは、何よりも難しいことだと思います。

そのためには、「理論」が必要になってきます。

自分の感情や好き嫌いが入り込む隙のない、完全な理論です。

時々、「体癖論」なんていう理屈で、人間の本当のところはわからない、決めつけるのはよくない…といった声も聞かれるのですが、逆に理論が必要であるのは、そういった理由です。

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