当塾では、メールや電話での、個人的なご相談は受け付けておりません。
ただし、今までに整体や講座に来られていて、直接面識のある方には、可能な範囲でお答えしています。
(でも、必要ならば無回答で終わる事もあります。)
以前、そういう態度を取りましたら、 「あなたは結局、お金を払う人しか相手にしないんですね」 なんて言われたことがありまして、実は随分考え込んだことがありました。
この人の仰る通り、私は有料でしか相談を受けない、つまり「金目当てのセラピスト」でしかないんだろうか・・・と。
実際には、ほとんど全ての方が、悩んで、苦しくてどうしようもなくて、救いを求めて、連絡して来られるのだと思います。
それは重々承知しているつもりです。 重病で苦しんで、助けを求めている人もいるでしょう。
解決策が見えなくて、路頭に迷っている人もいるでしょう。
ならばそれに全て優しく答えることが、本当の意味でのその人の助けになるのか?と言うと、決してそうではないと思うんですね。
これは経験上、強く感じていることです。
理屈抜きで、助けてあげたい、できるだけ力になりたいと思ってやってきたことが、結果的に相手に負担を与えていたり、相手の期待と依存心ばかりをかき立てていたり。
そういう失敗を、過去には自分自身も経験してきたし、そういうやり取りを見てもきました。
それら全てのことを踏まえて、さらには、現実的に全ての人の一つ一つのことに真剣に対応するには限度がありますから、そういう様々な側面から、個人相談は直接の「整体」に限定しているのです。
例外、特別扱いはできません。
「特別扱い」ほど、人を弱くするものはありませんから。
自分が「特別」でなければならない理由を増やしたくはありません。
様々な問題を解決するためには、現実的にやらなければならない「行動」がいくつもあります。
そしてそれは、本人がやるしかないのも当然のことですが、本人が見つけなければいけないこと、だと思うのです。
それを誰も肩代わりすることは、できないはずです。
当塾ができるのは、その肩代わりではありません。
ただ、もしかすると当塾の考えや経験の中に、それを見つける「ヒント」がある場合があるかもしれませんし、無責任なようですが、無いかもしれません。
でももし、当塾のホームページを見て、ヒントがありそうな可能性を感じているのでしたら、直接お会いできない方は、どうぞこのホームページやFacebookの中から、しらみつぶしに探してみてください。
そのために、私も毎日ではありませんが、出来る限りのことを書いています。
繰り返しますが、最終的な「答え」は、ご自身の中にしかないと思います。
こちらにはありません。
「そう言わずに、一言だけでも、自分のために言葉を投げかけて欲しい」・・・という人もいらっしゃるかもしれませんが、 一人一人の重大な悩みを、一言で語ることなんてできないんです。